物語やキャラクター創作に役立つ本売上ランキングベスト10 | かみのたね
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2020.05.29

物語やキャラクター創作に役立つ本
売上ランキングベスト10

営業部より / フィルムアート社

フィルムアート社では、小説や映画脚本、アニメ、マンガ、ゲームシナリオなど、あらゆるジャンルの物語創作に役立つ本を数多く出版しています。(こちらのページにまとめています:http://www.kaminotane.com/2020/01/08/3888/

これらの本のうち、果たしてどの本がいちばん売れているのでしょうか?
その疑問にお答えするべく、2019年度(2018年4月~2019年3月)の売上実績をもとに売上上位ランキングを作成しました。

どの本を買えばよいかわからないという方はまずはこちらの上位アイテムを読んでいただくことをオススメいたします。
では、10位から順にご紹介いたします。

 

 

10位
映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと
シド・フィールドの脚本術
シド・フィールド=著

「三幕構成」の完全解説
すべての脚本術はこの本からはじまった

構成とは、ストーリーを一つにしておく糊のようなものだ。構成は、ストーリーにとって基礎であり、土台であり、骨格である。構成という関係性によって、脚本は一本にまとめられているのである。これが物語構造のパラダイム(見取り図)である。

パラダイムとは、物の見方であり、概念的枠組みである。

例えば、テーブルのパラダイムは四つの足がついている天板である。そのパラダイムの中では、背の低いものも高いものもテーブルだ。丸、長方形、八角形の形をしていてもテーブルに変わりはない 。ガラス、木、プラスチック、といった素材の違いに関係なく、テーブルというパラダイムは変化しない。脚本の見取り図のようなものを描いてみると図1のようになる。

図1

世界で一番読まれているシド・フィールドの脚本術の邦訳です。良い映画は良い脚本から生まれます。世界で初めて映画の脚本を分析し、構成のパラダイムを考え出した著者が、映画の持つ力と本質を教える名指南書。あらゆる物語創作の基礎となる「三幕構成」について解説した必読の1冊です。現在存在するほとんどの脚本術・物語創作術は、本書を下敷きにしているといっても過言ではありません。物語創作の正典(カノン)ともいうべき必読書。

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9位
ストーリー
ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則

ロバート・マッキー=著

本書で論じるのは、

原則であって、ルールではない。
永遠に変わらない普遍的な型であって、公式ではない。
元型(アーキタイプ)であって、紋切り型ではない。
綿密さであって、近道ではない。
現実であって、執筆にまつわる種明かしではない。
技術の習得であって、市場の予測ではない。
観客へのリスペクトであって、侮蔑ではない。

そして、独創性であって、模倣ではない!

すぐれたストーリーはすぐれた映画になる可能性があるが、ひどいストーリーからはひどい映画がほぼまちがいなく生まれる。

構成と登場人物のどちらが重要かという問いには意味がない。というのも、構成が登場人物を形作り、登場人物が構成を形作るからだ。このふたつは等しいものであり、どちらが重要ということはない。それでも、いまだに議論がやまないのは、作中人物のふたつの重要な側面――実像と性格描写のちがい――について広く混同が見られるからだ。

ロバート・マッキーは30年間世界中を飛び回り、脚本家、小説家、劇作家、詩人、ドキュメンタリー作家、プロデューサー、演出家を育成してきました。受講生の数は100,000人以上にのぼり、その中には数多くのアカデミー賞・エミー賞受賞者がいます。

【ロバート・マッキーのセミナー受講生の受賞歴】
アカデミー賞受賞者数 60人 (ノミネート200人)
エミー賞受賞者数 200人 (ノミネート1,000人)
全米監督協会賞(DGA)受賞者数 50人 (ノミネート100人)
米・脚本家組合賞(WGA)受賞者数 100人 (ノミネート250人)

ロバート・マッキーの門下生の中にはピーター・ジャクソン(『ロード・オブ・ザ・リング』3部作や『ホビット』の監督・脚本)など大きな成功を手にした監督もいます。また、ピクサーの脚本チーム(『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』など)のように、ハリウッドの脚本家にとってマッキーの脚本講座は脚本家になるための登竜門になっています。

この伝説的なセミナーの内容を一冊に凝縮したのが、本書『ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則』です。

また、本書では物語を構成する諸要素、例えば、構成、出来事、シーン、ビート、シークエンス、幕、ストーリーについて、それぞれの言葉の明確な定義と詳細な解説をしています。
物語の教科書として最初に読むべき一冊としてオススメです。

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8位
キャラクターからつくる物語創作再入門
「キャラクターアーク」で読者の心をつかむ
K.M.ワイランド=著

人物がたどる変化の軌跡=「キャラクターアーク」
《キャラクターアークの三つの基本形》
・ポジティブなアーク
・フラットなアーク
・ネガティブなアーク

キャラクターアークを作るには、まず何を考えればいいのか。
ストーリーの構成とはいつ、どのように関係し合うのか。
キャラクターアークはどんな働きをするのか。
作品の長さや内容、ジャンルに関わらず、優れたキャラクターアークを確実に作る秘訣とは何か。

この本では人物がたどる変化の軌跡を「キャラクターアーク」と呼んでお話ししていきます。実はこのキャラクターアークは「あって当然」と思われがちなもの。なぜなら、アークの本質は三つの文で言い表せてしまうからです。

1 主人公がある状態で登場する。
2 主人公が物語の中で何かを学ぶ。
3 主人公が(おそらく)前よりよい状態になる。

これがキャラクターアークの基本です。確かに単純で当たり前に聞こえますね。でも、ストーリーテラーが知っておくべきことは山のようにあるのです。

 

物語創作をするうえで「人物」と「プロット」を分けて考えるのは大変危険です。
どちらか一つをおろそかにすればストーリーは危機に陥ります。
なぜなら人物がプロットを動かし、プロットがキャラクターアークを作るからです。両者は切っても切れない関係にあるのです。

プロットの構成を考える人はたくさんいますが、登場人物とその人物がたどる変化の軌跡(=アーク)に対する意識はおろそかになりがちです。人物を素直に描いていけば、心情の移り変わりは自然に表れるはずだと思われているからです。
しかしそれは大きな間違いです。

「プロットと人物は一心同体」というのはプロットの「構成」と人物の「アーク」が一体だということを意味します。
言い換えれば、人物の内面の移り変わり(=アーク)がしっかり構成できれば、プロットもテーマもしっかりと安定したものになるということです。

本書は、人物がたどる変化の軌跡=「キャラクターアーク」に注目し、キャラクターアークの基本形な三つの型について詳しく言及しながら、登場人物とストーリー構成がいつどのように関係し合うのかを説明しています。

キャラクターと物語の関係性を徹底的に掘り下げた、これまでになかった実践的創作術。

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7位
SAVE THE CATの法則で売れる小説を書く
ジェシカ・ブロディ=著

映画脚本術の超定番、あの「SAVE THE CATの法則」シリーズに、待望の「小説」バージョンが登場!!
実際の名作小説を例に挙げて、魅力的な小説/物語を書き上げるための攻略法を実践的に指南

「SAVE THE CAT!」の法則に倣って書くと、方程式で解いたみたいな、公式みたいにありきたりで通り一遍の小説になってしまうのではないか、と心配をする小説家はたくさんいます。
テンプレの真似なんかしたら、書くという芸術の邪魔になってしまうかも。創作の選択肢が限定されてしまうかも。そういう恐れと心配。
はい、そんな恐れの芽は、今のうちにすっぱりと摘んでおきましょう。
ブレイク・スナイダーがほとんどすべての映画の中に見出した類型を、私もほとんどすべての小説の中に見つけましたが、それは方程式ではないのです。じゃあ何かというと、さっきも言ったとおり、物語の中に潜む暗号なのです。

ブレイク・スナイダーが著した『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』は、映画やテレビドラマなどの映像業界において、シド・フィールドの脚本術やロバート・マッキーの『ストーリー』とともに、物語創作術の定番書として世界中で読まれています。

「SAVE THE CATの法則」には大きな特徴が2つあります。

①ハリウッド式の三幕構成をさらに発展させた15段階の「ビート・シート」という物語構成メソッドを確立した
②キャラクターまたは主題の変容のパターンによって物語が10種類のジャンルに分類可能であることを明らかにした

本書『SAVE THE CATの法則で売れる小説を書く』では、その「SAVE THE CATの法則」の特徴をとらえながら以下のような構成で、魅力的な小説/物語を書き上げるための方法を実践的に指南しています。

1 ヒーロー
第1章では、あなたの小説のヒーロー、つまり主人公がどんな人で、なぜ変容が不可避でなければならないか、という話をします。

2 ビート
第2章では、「SAVE THE CAT!」の15段階のビートを詳しく理解していきます。これがあれば、あなたの小説を目が離せない変容の旅路にするための企みが始められるのです。

3 ジャンル
第3章から第13章までは、「SAVE THE CAT!」のジャンル別10の物語テンプレを使って、あなたの書く物語のジャンルを特定します。ジャンルと言っても、SFとかコメディとかいう、お母さん世代にお馴染みのジャンル分けではありません。「SAVE THE CAT!」独自の法則により、キャラクターまたは主題の変容のパターンによって分けられたジャンルのことです。これを知っていれば、あなたの書いている物語をより深められるし、それぞれのジャンルに必要不可欠な「ジャンルの素材」が揃っているかどうかも確認しやすくなります。さらに、10のジャンルにそれぞれ最適の人気小説を取り上げて、15段階のビート分析をしちゃいます。これを読めば、15段階のビートが、旬の小説にもしっかり通用することがわかって、目から鱗です。

4 売りこみ
第14章を読む頃には、あなたは自分の小説の肝をかなり把握しているはず。だから、苦もなく1ページのシノプシス[要約、あらすじ]にまとめることも、一文のログラインにまとめることもできるはず。これで、あなたの小説を出版代理人に、編集者に、読者に、そして映画のプロデューサーに売りこむ準備も完了です。

5 よくある質問
どの章もこれ以上はないほどに徹底的に書いたつもりですが、それでも何か腑に落ちないとか、どうしていいかわからないということもあると思います。そんなあなたにお答えするのが第15章。「SAVE THE CAT!」方式を使ってみたときに直面しがちな6つの問題に絞って、現実的な解決法をお教えします。

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6位
「感情」から書く脚本術
心を奪って釘づけにする物語の書き方
カール・イグレシアス=著

プロットじゃない、構成じゃない、キャラクター造型でもない。
一番大事なのは「感情」なんだ!

脚本家を目指すなら、技巧を磨け。聞き飽きた言葉だが、では技巧を磨くというのは具体的には何をすればいいのだろう。脚本の技巧というのは、ページ上で何をどう書くと、どういう結果がついてくるか理解しているということだ。それは、言葉を操って読者の心に特定の感情やイメージを浮かび上がらせ、注意をそらすことなく、心を動かす体験を与えて満足させてやるという技術なのだ。要するに、言葉で読者の心と物語を繋げるということ。それが脚本技巧の正体だ。(ロバート・)マッキーが言ったように「良い物語を話術巧みに語る」、それがすべてなのだ。話術巧みに語るというのは、感情を掻き立てるということなのだ

本書は、読者や観客の感情を掻き立て、心をつかんで離さないためのあらゆる設計を、あますところなく伝授します。脚本の基礎もテクニックも駆使したうえで、では、なぜ自分のホンが採用されないのか、作品化されないのか。それは「魔法」がとけてしまう瞬間がどこかにあるからです。一瞬たりとも、一行たりとも気は抜けないのです。

そこで、本書は、名作の脚本を徹底的に解体し、語り方を分析します。キャラクター造形や構成など大枠はもちろん、場面(シーン)でのやり取り、一つ一つの台詞、単語ひとつに至るまで、細かく具体的な技巧を指南します。優に100を超える技術によって、二度と同じ目線で同じ作品・脚本を観られなくなるはずです。

「映画は感情商売だ。そして脚本家の仕事は読者の感情を掻き立てることなのだ」

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カール・イグレシアスの他の著作
脚本を書くための101の習慣 創作の神様との付き合い方

 

5位
場面設定類語辞典
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著

魅力的なキャラクターたちをつくりあげるのはその内面・外見だけではない!
場面設定でキャラクターたちに息吹を吹き込め!

お気に入りの一冊の設定に心を奪われる体験がどんなものかは、世界中の読者が知っている。その場所が実在のものであれ架空のものであれ、読者はあたかも自分が「そこにいる」かのように感じたり、あるいは「そこに行きたい」と切望したりしたはずだ。作家としては、本の結末でそのような郷愁の感覚を作りだしたい。そこに戻りたいと読者に願ってもらいたい。しかし、どうやってそれを実現させたらよいのだろう? いったい何が設定というものを具体的にしたり、また登場人物と同じくらいにそれを興味深いものにするのだろう?

ひとつには、物語における「場所」とは、たんなる舞台の下準備以上の存在でなければならないという点がある。活気のみなぎる設定というのは、実によく考えられて選ばれているものだ。そこは登場人物にとって意味がある場所であり、感情が呼び起こされる場所であり、葛藤や個人的な悲劇や成長の機会を与えてくれるところなのだ。

優れた物語をつくろうとする際にしばしば見落とされる重要な要素が「設定」です。どんな物語のどの場面にも設定は必ず存在します。読者(観客)を惹きつけるためには、ユニークで印象的な場面を設定しなければなりません。

本書は、物語の舞台・世界観をつくりあげる「場面設定」のノウハウをレクチャーしています。そして「郊外編」「都市編」合わせて全225場面を用意し、それぞれの場面設定における「見えるもの」「聴こえるもの」「味」「匂い」「質感」等の要素から、「物語が転回する状況や出来事」を例文とともに徹底解説しています。

また、本書を使えば、普通の人にはなかなか行くことのできない場所(例:核シェルターや北極のツンドラ)についての描写が可能になります。

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4位
性格類語辞典 ポジティブ編
性格類語辞典 ネガティブ編
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著

「言わずに、示せ」
キャラクターの性格は、態度や行動で示す

読者を感情の旅へといざなう、リアルで今までに出会ったことのないようなキャラクターを作り上げるというのは、すべての作家たちの目標であるはずだが、実際にはそう簡単なことではない。まず、キャラクターの望み、動機、欲求、恐怖などを理解するために、人物の性格を徹底的に調べることが必須だ。また、ポジティブ/ネガティブな属性といったものも、よく練られたキャラクターを作る助けとなる。

《ポジティブ編》

何事にもあきらめず、困難に立ち向かうキャラクター。そんな魅力的で前向きな性格の登場人物を作り上げることが作家の仕事です。しかし、「誰からも好かれ、記憶に残るヒーロー」を作ることは、決して容易な作業ではありません。
たとえば、リアルな英雄を描くには、目標を達成させるためにポジティブな長所を与えると同時に、欠点についても描き出してこの人物を困らせることが必要です。
ひとえに「ポジティブなキャラクター」と言っても、多様な要素が重なり合うことで、説得力のある登場人物が作られるのです。

また、ポジティブな人物を鮮明に描くことで、ネガティブな人物をより輝かせることができます。

では、作家はどのようにしてポジティブなキャラクターに強度を持たせているのでしょうか? 単純な成功ストーリーだけに頼らず、性格心理に裏づけられたキャラクターを描くには、どうすればよいのでしょうか?

本書では、キャラクターが持ちうる「属性」のポジティブな面を列挙し、その要因、行動、態度、思考パターンなどを類語としてまとめています。1つの言葉を通じて、登場人物の性格がみるみる深まり、無限に連鎖していく発想と創作のヒントが生まれます。

《ネガティブ編》

悪役は主人公の鏡。魅力的な悪役は、物語に深みを与え、ときに主人公の影を薄くしてしまうほどの強力な光を放つこともあります。
人は誰もがポジティブな要素だけで成り立っているのではありません。むしろ、ネガティブな要素にこそ魅力が隠されています。たとえば、不安定な心の変化や成長、葛藤などについて理解し、それらの考察によって登場人物を描写することで、より強度のあるストーリーが生まれるのです。

本書では、人間の「欠点」について考えられる要因や、関連する行動・態度・思考などを通して、キャラクターのネガティブな属性について学ぶことができます。実際の文学や映画作品にみられる事例も豊富に紹介し、小説家や脚本家にとってはわかりやすく、創作者以外の方にとっても登場人物に照らし合わせて楽しむことができる内容です。

あえてキャラクターの暗い面に対して光を投げかける本書は、そのネガティブな面だけではなく、ポジティブな面も知ることで、魅力的な「欠点」づくりを目指す1冊です。また、ネガティブな人物を鮮明に描くことで、ポジティブな人物をより輝かせることもできます。物語を深みのあるものにするだけでなく、読者の日常生活においても自分自身の性格を見つめ直すことにおいて役立つでしょう。

《ポジティブ編》
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3位
SAVE THE CATの法則
本当に売れる脚本術
ブレイク・スナイダー=著

ハリウッド式脚本メソッドの最高到達点
本当に「使える」から評価されている「ブレイク・スナイダー・ビート・シート」と「10のジャンル」

赤の他人をワクワクさせて、脚本を読んでもらうにはどうしたらいいか? それが脚本家の最初にすべき仕事なのだ。脚本の内容を一行で簡潔に説明できないなら、ごめん、そういつまでも話は聞いていられない(私の関心はもう次の脚本へ移ってしまうだろう)。一行で読者の心をつかめないような脚本家のストーリーなんて、聞くまでもないからだ。
この一行は、ハリウッドでログライン(もしくはワンライン)と呼ばれている。

「小難しい脚本術の分析書はいらない。シンプルで、しかも本当に大手映画会社が買ってくれる脚本を書くための最低限のコツを教えてくれ!」そんな読者のための超実践的脚本マニュアルです。
脚本とは芸術であり、科学でもある。科学である脚本を支配するこの法則は、不変のものなのです。 学者の難解な分析本とは一線を画し、業界を知り尽くした筆者が、メジャーで売れる脚本の法則を簡潔に語りおろします。

三幕構成を応用したブレイク・スナイダー・ビート・シート(物語を15項目の「ビート」で構成するメソッド)を使えば物語の構造を完璧に自分のものにすることができます。

また、ブレイク・スナイダーはあらゆる物語は以下の10ジャンルに分類できるといい、物語をつくる場合には「ジャンル」を意識することがいかに重要かを力説しています。

①家のなかのモンスター ②金の羊毛 ③魔法のランプ ④難題に直面した平凡な奴 ⑤人生の節目 ⑥バディとの友情 ⑦なぜやったのか? ⑧バカの勝利 ⑨組織のなかで ⑩スーパーヒーロー

ログライン、ジャンル、プロット、構成、販売戦略、キャスティングなど、基本要素を踏まえながらも、誰も教えてくれなかった黄金法則は、驚くほど実践的です。

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2位
トラウマ類語辞典
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著

読者の共感を呼ぶ多面性のある豊かなキャラクターや、
リアリティのある状況設定は、トラウマを描くことによって生まれる!

本書の目的は、トラウマを負うような出来事について、そしてそれがどんなインパクトをキャラクターに与えるかについて、有用な情報を提供することだ。物語に登場するキャラクターは誰もが̶̶主人公に限らず、助言者、親しい仲間、恋のお相手、悪役まで̶̶同様にトラウマに苛まれている。トラウマによって彼らの行動は動機づけられ、自ら選んだ目標に突き進んでいく。過去の傷によって、重要なキャラクターはそれぞれ、どのような破滅に向かい、どのように人格が変化し、どのような先入観を抱き、そしてどのように行動や態度が変わっていくのか。本書を読んで考えてもらいたいのは、そうした事柄だ。

私たちは誰もが、大小様々な形で「トラウマ」と呼ばれるものを持っているはずです。不意の事故や予期せぬ災害、幼少期の体験、失恋や社会不安……そんな経験に基づいた心の傷はいつの間にか消え去ってしまうようなものではなく、日常に訪れた些細な出来事によってふとした瞬間に蘇り、そのたびごとに心を締め付け、そしてときにはさらなる傷を生み出すかもしれません。

本書は、物語創作において不可欠とも言える心の傷/トラウマというテーマをめぐり、それらがどのような作用をそのキャラクターにもたらすかについて、その原因となる具体的な事例とともに詳細にまとめた画期的な一冊です。

物語に登場するキャラクターにはもちろん過去があり、その過去に紐付いたトラウマは彼らの行動を動機づけるばかりでなく、具体的な動作・振る舞いにも多大な影響を及ぼします。心の傷/トラウマによって、キャラクターはどのような先入観を抱きがちになり、どのように人格を変化させがちになり、あるいはどのように行動や態度を生み出すのか。トラウマがもたらす物語の起伏には、どのようなケースが想定できるのか、どのようにそれを設定できれば、読者の共感を呼び起こすことができるのか。本書は、物語創作における心理描写の核心ともいえる心の傷/トラウマについて、100を超える事例とともにその状況設定を網羅的に解説します。

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1位
感情類語辞典[増補改訂版]
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著
※現在は[増補改訂版]が流通しています(画像左は旧版、右は[増補改訂版])

感情表現の引き出しを増やせ!!
言葉にならない感情を描くために

うまく書けている小説には、ジャンルを問わず、ひとつの共通点がある。それが感情だ。感情はすべてのキャラクターの意思決定、行動、言葉の核となり、それらが物語を引っ張っていく。感情がなければ、キャラクターの人生の旅路もつかみどころがない。面白みがなくなってしまうのだ。無味乾燥な出来事が連続するストーリーをわざわざ読もうとする読者はいない。それはなぜか。読者は、何よりもキャラクターに自分を重ね合わせ、その感情を体験したくて本を手に取るからだ。読者は、楽しませてくれるキャラクターと出会い、そのキャラクターが直面する数々の試練を疑似体験すれば、自分の人生にも役立つかもしれないと思って本を読む。

人間は感情の生き物であり、感情に衝き動かされて生きている。私たちが人生において何を選択し、誰と一緒に過ごすのか、どういう価値観を持つのかは、感情に左右される。また、私たちは感情に刺激されてコミュニケーションし、有意義な情報や信念を人と分かち合いたいと思っている。情報や感情は会話の中で言葉を通じて伝えられるものだと思われがちだが、多くの研究によれば、コミュニケーションは最大で93パーセント非言語によって行なわれている。たとえ感情を表に出さないようにしていても、ボディランゲージや口調で本心は伝わる。だから皆言葉を交わさなくても人の心を読むのがうまいのだ。

私たちは書き手として生まれ持っている観察力を活かし、文章で感情を表現しなければならない。読者の期待は高く、キャラクターの感情を書き手に説明されるのを嫌がる。自分自身でキャラクターの感じていることを経験したいのだ。そのためには、読者にも認識でき、読みたいと思わせるような形で、キャラクターの気持ちを描写しなければならない。ありがたいことに、人の感情伝達手段には柔軟性があり、各キャラクターに合わせて変えることができる。書き手が少し努力をすれば、独創性や信憑性のある反応を表現できるのだ。

愛、憎しみ、孤独、懐かしさ……。物語を生き生きと描くためには、その渦中に置かれた登場人物・キャラクターの心理を、生き生きと「描写する」ことが不可欠です。
でも、頭で考えるだけでは、どうしてもいきづまりがちです。気づくといつも同じリアクションをさせてしまったり、ドラマ性のない説明文になってしまったり、大げさに書きすぎてリアルでなくなってしまったり、会話に頼りすぎてストーリーがおざなりになってしまったり……。こうした失敗に陥らずに、そのキャラクターらしい、自然でオリジナルな表現を生み出すには、どうすればいいのでしょうか?

本書は、人間の喜怒哀楽を項目化し、それぞれの感情に由来する行動や反応を集めた、創作者のための新しい「類語辞典」です。
本書が手元にあれば、お決まりの表現に頼らずに、登場人物をより人間らしくリアルに描き、物語を引っ張っていく魅力的なキャラクターを生み出すことが可能になります。

ある感情における、目に見える「外的なシグナル」、体の内側に起こる「内的な感覚」、心理状態を表わす「精神的な反応」、そしてその感情が強烈だったり、長期にわたる場合のサインや、本人が周囲に隠したり、自覚がない場合のサインなど……
ひとつの感情につき、60〜90個前後の「類語」が収録されています。

 紋切り型表現を脱したい人、読者を魅了する物語をつくりたい人は必携の類語辞典。
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