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2021.02.25

キャラクター創作のノウハウが凝縮された定番書、
『記憶に残るキャラクターの作り方 観客と読者を感情移入させる基本テクニック』が待望の邦訳!
2021年3月24日発売予定 ご予約受付中!

営業部より / フィルムアート社

キャラクター創作のノウハウが凝縮された『記憶に残るキャラクターの作り方 観客と読者を感情移入させる基本テクニック』(原題: Creating Unforgettable Characters: A Practical Guide to Character Development in Films, TV Series, Advertisements, Novels & Short Stories)を、3月24日に発売します。

※原書カバー画像

記憶に残るキャラクターの作り方
観客と読者を感情移入させる基本テクニック

リンダ・シーガー=著
シカ・マッケンジー=訳

発売日:2021年03月24日
A5判|256頁(予定)|定価 2,200円+税|ISBN 978-4-8459-2024-2

 

《 内容紹介 》

魅力的なキャラクターを作るためには何から始めるべきか?
矛盾や葛藤といった複雑な内面を生み出すためにはどうすればいいのか?
人間関係をダイナミックに表現するためには何が必要か?

そんなキャラクター創作についての疑問や悩みの解決策を、ハリウッドのスクリプト・コンサルタント、リンダ・シーガーが徹底伝授。

キャラクター設定の基礎(人物や時代背景のリサーチ、身体や感情の表現方法など)を理解することから入り、実践(バックストーリーや人間関係の作り方、セリフの書き方など)応用(非現実的なキャラクターの作り方、ステレオタイプを超えるために考えるべきことなど)、とステップアップ式に構成されており、効率的にキャラクター創作の基礎とその応用方法を学ぶことができます。

入門者にとっては最初に読む1冊としてまさに最適な内容であり、中〜上級者にとってもキャラクター設定に悩んだ時の1冊としてご活用いただけます。

 

なお、キャラクター創作に関係した本は、弊社ではこれまでにも複数冊を刊行しております。たとえば、

『キャラクターからつくる物語創作再入門 「キャラクターアーク」で読者の心をつかむ』
キャラクターアーク(=登場人物の変化の軌跡)を理解して、物語を作り上げていく内容です。キャラクターと物語の関係性を両面から掘り下げていきます。

 

『ヒロインの旅 女性性から読み解く〈本当の自分〉と創造的な生き方』
『新しい主人公の作り方 アーキタイプとシンボルで生み出す脚本術』※現在は品切
『世界を作る女神の物語 神話、伝説、アーキタイプに学ぶヒロインの旅』※現在は品切
いずれも、神話や心理学的アプローチによる創作のメソッドです。とくに「女性性(ヒロイン)」というアーキタイプに着目することで、キャラクターとシナリオの創作法を解き明かします。

 

これらの本に対して、「キャラクターそのものを生み出すためのプロセスと実践」「登場するキャラクターの人間関係の構築」について、より比重を置いているのが本書の特徴です。つまり、キャラクターを作るために必要な知識を、ピンポイントかつトータルに解説した内容になっています。

『記憶に残るキャラクターの作り方 観客と読者を感情移入させる基本テクニック』の主な特徴

  • キャラクター設定の「基礎」を理解することから入り、「実践」、「応用」、とステップアップ式に構成されており、効率的にキャラクター創作に必要な知識を学ぶことができる。
  • ハリウッドを中心に活躍する脚本家や、アメリカの人気小説家の生の声も多数収録しており、自身の創作に役立てられる。
  • 映画、テレビドラマ、演劇、小説、マンガ、ゲームなど、すべてのジャンルの物語創作に適応できる。
  • 原書は1990年刊行。数多くある物語創作術の中でも、キャラクター創作における定番書として知られている。
  • 自作を執筆する前のよい準備運動になるであろう「エクササイズ」、作品を創作する際にチェックリストの役割を果たす「クエスチョン」、ひとつの作品やひとりの人物にフォーカスし掘り下げていく「ケーススタディ」、章の内容を簡潔に記されているので頭の整理に役立つ「まとめ」も各章に収録されている。
  • 黒人、アジア系、ヒスパニック系など人種を描く際の注意点にも触れられており、現代の書き手に有益な助言を多数収録している。

 

また、弊社の「類語辞典」シリーズを参考に創作をされている方にもオススメです。『感情類語辞典』『トラウマ類語辞典』『性格類語辞典 ポジティブ編』『性格類語辞典 ネガティブ編』と一緒に活用いただくことで、キャラクター創作がより一層スムーズに運ぶはずです。

 

《 目次 》

最後に、本書の目次と詳細な項目をご覧ください。

第1章 キャラクターのリサーチをする
全般的なリサーチと限定的なリサーチ
文化の影響
時代背景
ロケーション
職業の影響……etc
第2章 キャラクターに一貫性と矛盾を与える
自分の体験を融合させる
身体の外見を描写する
人物のコアをはっきりさせる
感情/態度/価値観を付け加える
ディテールを描く……etc
第3章 バックストーリーを作る
バックストーリーでどの情報を知るべきか?
バックストーリーが明かすものは?
バックストーリーの情報はどれぐらい必要?
小説のバックストーリー
テレビドラマシリーズのバックストーリー……etc
第4章 キャラクターの心理を理解する
「内面のバックストーリー」を使ったキャラクター設定
「無意識」を使ったキャラクター設定
「キャラクターのタイプ」を使ったキャラクター設定……etc
第5章 キャラクターの人間関係を作る
引き寄せと葛藤・対立のバランスをとる
二人の間にコントラストを作る
葛藤・対立の見つけ方
三角関係を作るコツ……etc
第6章 脇役キャラクターを追加する
脇役の働き
脇役に人柄や特徴を与える
悪者を作る……etc
第7章 セリフを執筆する
サブテキストとは何か
悪いセリフとは……etc
第8章 非現実的なキャラクターを作る
象徴的なキャラクター
人間ではないキャラクター
神話的なキャラクター……etc
第9章 ステレオタイプを超越する
異文化のキャラクターも多面的に設定するには……etc
第10章 キャラクターの問題を解決する
キャラクターが好きになれない
商業的な問題
行き詰まりを打破するテクニック……etc

 

3月24日の刊行に向けて、現在鋭意編集中です。
創作者の皆様、ぜひご期待ください!

 

※原書カバー画像

記憶に残るキャラクターの作り方
観客と読者を感情移入させる基本テクニック

リンダ・シーガー=著
シカ・マッケンジー=訳

発売日:2021年03月24日
A5判|256頁(予定)|定価 2,200円+税|ISBN 978-4-8459-2024-2

 

※掲載しているすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。

記憶に残るキャラクターの作り方 観客と読者を感情移入させる基本テクニック

リンダ・シーガー=著|シカ・マッケンジー=訳

発売日:2021年03月24日

A5版|256頁(予定)|定価 2,200円+税|ISBN 978-4-8459-2024-2