気になる映画本 2022年4月刊行 | かみのたね
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2022.05.06

気になる映画本 2022年4月刊行

気になる映画本 / フィルムアート社

アニメーション文化論
映像の起源から現代日本のアニメ

森話社
康村諒 

価格 2,530円(本体2,300円+税)
発行年月 2022年03月
判型 四六判
ISBN 9784864051675

アニメーションとは、絵やモノに「動き(生命)」を与える芸術である――。アニメーションをすべての動画映像の起点として映像文化史のなかに位置づけ、その芸術的・産業的意味を問い直す。長年制作に携わってきた立場から、日本のアニメ産業が抱える問題も提起。実務家と研究者、その両方の知識と経験をもとにしたアニメ論。図版やイラストも多数掲載し、入門書としても最適。

(出版社HPより)


皆殺し映画通信 あばれ火祭り

カンゼン
柳下毅一郎

価格 2,420円(本体2,200円+税)
発行年月 2022年04月
判型 四六判
ISBN 9784862556370

映画評論家・柳下毅一郎が贈る、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存するタブーなき日本映画レビュー!あなたの知らない映画の世界


2020年世界中をパニックに陥れたCOVID 19は2021年もさらなる猛威を振るった。東京都下では四度目の緊急事態宣言が発令されていたため、無観客開催でのオリンピックというディストピア映画顔負けの現実も出現した。


そんななか、日本映画界では『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が興行収入100億円の大台を突破するヒット作となり、『ドライブ・マイ・カー』はカンヌ国際映画祭で脚本賞をはじめ四冠を獲得し、さらにゴールデングローブ賞非英語映画賞を受賞。第94回アカデミー賞では、日本映画としては初の快挙となる作品賞をはじめ、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞と四部門でのノミネートを果たし、日本映画としては13年ぶりとなる国際長編映画賞を見事受賞した。


が、それはそれとして、我らが愛する皆殺し映画たちに効果があるワクチンや特効薬はいまだ開発されることはなく、さらなる健在っぷりを見事に披露。ハイコンセプト地方映画、オリンピック便乗映画、底抜けサブカル映画……「誰がこんな映画作ったんだよ! 」と叫びたくなる奇々怪々な映画たちの金銀銅のメダルラッシュ状態!!


そんな映画たちを、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」がぶった斬る! 今年でついに10年目、シリーズ9冊目となる本作では、未知の日本映画との遭遇、怒濤の日本映画レビュー36本!!


「皆殺し映画放談」では、アートディレクター・高橋ヨシキ氏を迎え、日本映画のチラシデザインについて大いに語りつくす。さらに巻末では、ここでしか読めない「柳下毅一郎の2021年ベスト10映画」を一作品ごとの解説付きで発表する。

(出版社HPより)


エイリアン・ブループリント
超詳細メカ図面集

グラフィック社
グラハム・J.ラングリッジ|加藤直之 森田繁 阿部清美 

価格 5,280円(本体4,800円+税)
発行年月 2022年04月
判型 B4変
ISBN 9784766134414

エイリアン・シリーズ全6作に登場する宇宙船、車両、コロニーなど魅力的なメカ群を徹底リサーチにより超高精度でトレースした図面を、大判型のページ上に再現。英語図面の別冊付録付きで、日・英の図面を見比べて楽しめる。

(出版社HPより)


映画音楽の技法

音楽之友社
栗山和樹 

価格 5,280円(本体4,800円+税)
発行年月 2022年04月
判型 B5
ISBN 9784276106185

著者は、国立音楽大学、同大学院で作曲を学び、映画、NHKの大河ドラマや朝の連続テレビ小説などテレビドラマ、アニメ、ゲーム音楽の作曲を行うかたわら、各音大で映画音楽に関する研究・講義をし、映画音楽研究により大阪大学より博士号を取得。この分野の第一人者である。本書は、著者がこれらの活動を通して培った作曲技法を余すところなく公開し、具体的に映画音楽を作曲するときに役立つ画期的な一冊である。第1部では、映画音楽がどのように制作されるのかという基礎知識を概説。第2部では、映画に論理的に音楽を配置する方法を5つのポイントを中心に考察。第3部では、映画音楽の作曲技法を解説。作曲技法は基礎知識を学ぶ人にも概ね理解できるよう平易にまとめ、基礎知識は作曲技法を学ぶ人の利便に沿って基礎知識としてまとめている。映画音楽作曲家/業界スタッフの学生等志望者必携の書。TVドラマ、アニメ、ゲームなどの音楽制作にも役立つ。

(出版社HPより)


作家主義 新装改訂版
映画の父たちに聞く

フィルムアート社
カイエ・デュ・シネマ編集部|奥村昭夫 須藤健太郎 

価格 4,620円(本体4,200円+税)
発行年月 2022年04月
判型 A5
ISBN 9784845920044

ルノワール、ヒッチコック、ホークスら「映画の父たち」に、ロメール、トリュフォー、ゴダールら「映画の息子(ヌーヴェル・ヴァーグの作家)たち」が聞く映画の極意


現代の映画作家や批評家に多大な影響を与え、

映画史を学ぶうえで今もなおその意義の薄れない

名著、待望の復刊!


まだ映画監督ではなかったエリック・ロメール(モーリス・シェレール)、ジャック・リヴェット、フランソワ・トリュフォーらヌーヴェル・ヴァーグの作家たちが、映画の黄金時代を築いたジャン・ルノワール、ロベルト・ロッセリーニ、ハワード・ホークスといった巨匠たちの演出に迫るインタビュー本。


ハワード・ホークスやアルフレッド・ヒッチコック、オーソン・ウェルズといったハリウッドの巨匠たちだけでなく、カール・Th・ドライヤーやロベール・ブレッソンらヨーロッパの孤高の監督たちの声も収録。インタビュイーは他にジャン・ルノワール、ロベルト・ロッセリーニ、フリッツ・ラング、ルイス・ブニュエル、ミケランジェロ・アントニオーニが並び、「映画の父たち」の多様な考え方や演出術を学ぶことができます。インタビュアーには、エリック・ロメール、ジャック・リヴェット、フランソワ・トリュフォー、ジャン゠リュック・ゴダールといったヌーヴェル・ヴァーグの作家たちのほかに、彼らよりも年長のジャック・ベッケル、そしてヌーヴェル・ヴァーグの作家たちを精神的に支えたアンドレ・バザンも参加。映画の古典の蓄積を学べるだけでなく、現代映画の出発点も感じられることでしょう。


リブロポートより1985年に刊行された『作家主義 映画の父たちに聞く』(原著『La Politique des auteurs』(1972年刊))の復刊となる本書は、映画史を学ぶうえで欠かすことのできない貴重な資料として、現代に至るまでたくさんの映画作家、批評家に多大な影響を与えてきました。


約40年ぶりの刊行となる本書でも、訳者の奥村昭夫による詳細な注釈を収録。より深い学びと新しい発見を後押しします。また、リブロポート版では抄訳だったセルジュ・ダネーによる序文「結局」(リブロポート版の邦題は「結局のところ」)の全訳を収録。加えて、「結局」の全訳と監修を担当した映画批評家の須藤健太郎による解説も収録しています。ヌーヴェル・ヴァーグとは何だったのかを再考する機会となるだけでなく、奥村昭夫の仕事や本書の意義を知るきっかけとなるはずです。


トリュフォーやゴダールがまだ「若手急進派」だった時代の『カイエ・デュ・シネマ』誌の熱量をそのままに、映画の黄金時代をつくった巨匠たちの生の言葉がいま蘇ります。


映画を早送りで観る人たち
ファスト映画・ネタバレーコンテンツ消費の現在形

光文社
稲田豊史 

価格 990円(本体900円+税)
発行年月 2022年04月
判型 新書
ISBN 9784334046002

現代社会のパンドラの箱を開ける!

なぜ映画や映像を早送り再生しながら観る人がいるのか――。なんのために? それで作品を味わったといえるのか? 著者の大きな違和感と疑問から始まった取材は、やがてそうせざるを得ない切実さがこの社会を覆っているという事実に突き当たる。一体何がそうした視聴スタイルを生んだのか? いま映像や出版コンテンツはどのように受容されているのか? あまりに巨大すぎる消費社会の実態をあぶり出す意欲作。

(出版社HPより)


谷崎潤一郎と映画の存在論

水声社
佐藤未央子 

価格 4,400円(本体4,000円+税)
発行年月 2022年04月
判型 A5
ISBN 9784801006126

〝映画の魔〟に魅入られて、

映画、この欲望と快楽のメディアを題材として取り上げるのみならず、媒体の特質、俳優の身体、興行形態、鑑賞行為といった構造的要素までをも小説へと移植した谷崎潤一郎。

その強靭なる映画的思考/欲望は、いかにして〝映画小説〟の血肉となったのか。

映画の富を小説においても展開し、みずからの文学に新生面を開くまでの作家の足跡を緻密にたどり、谷崎文学のさらなる深みを開削する。

(出版社HPより)


スクリーンに息づく愛しき人びと
社会のみかたを映画に教えられて

耕文社
熊沢誠 

価格 1,980円(本体1,800円+税)
発行年月 2022年04月
判型 四六判
ISBN 9784863770713

2010年代以降の80本以上の劇場公開作品を、戦争と分断、日本の権力者の戦争責任、原発、「赤狩り」と戦後アメリカ映画の軌跡、「山田洋次が見失ったもの」、『万引き家族』の衝撃、老親介護、子どもの受難、労働運動の衰退と再生などをテーマに論じる。労働研究の泰斗による珠玉の映画評論集であり、2010~20年代の現代社会論!

(出版社HPより)


日本アニメ史
手塚治虫、宮崎駿、庵野秀明、新海誠らの100年

中央公論新社
津堅信之 

価格 1,034円(本体940円+税)
発行年月 2022年04月
判型 新書
ISBN 9784121026941

初の国産アニメが作られてから、一〇〇年余り。現在、海外でも人気が高く、関連産業も好調だ。本書は、今や日本を代表するポップカルチャーとなったアニメの通史である。一九一七年の国産第一作に始まり、テレビでの毎週放送を定着させた『鉄腕アトム』、監督の作家性を知らしめた『風の谷のナウシカ』、深夜枠作品を増大させた『新世紀エヴァンゲリオン』など、画期となった名作の数々を取り上げ、その歴史と現在を描く。

(出版社HPより)


シネアスト高畑勲
アニメの現代性

みすず書房
ステファヌ・ルルー|岡村民夫 

価格 4,950円(本体4,500円+税)
発行年月 2022年04月
判型 四六判
ISBN 9784622090946

「私たちにとって重要だったのは、アニメーションの仕事のなかに一種の空間の連続性と時間の連続性をもたらすことでした。これは時間の次元で明らかに人工的なものですが、動物だろうと魚だろうと映画に登場するすべてのキャラクターに関して、観客が動きを一貫的で正しいもののなかで見られるように仕事をしようと考えていました。その意味でこの仕事に関して、私たちの目的はアニメーション映画を通して映画作品をつくること、アニメーション映画を用いてシネマの映画作品を実現することだったといえると思います」


東映動画『太陽の王子 ホルスの大冒険』からテレビシリーズ『ルパン三世』『アルプスの少女ハイジ』、スタジオジブリ『おもひでぽろぽろ』まで——アニメ特有の制作過程をふまえつつも実写映画と共通する手法から演出の特色を緻密に分析、ディズニー的古典モデルからの脱却をラディカルに推し進めた高畑作品の「現代性」を解き明かすモノグラフィ。

(出版社HPより)


愛蔵版 お楽しみはこれからだ PART4
映画の名セリフ

国書刊行会
和田誠

価格 2,970円(本体2,700円+税)
発行年月 2022年04月
判型 A5
ISBN 9784336073037

イラストレーター・グラフィックデザイナーとして活躍し、さらにエッセイスト・映画監督・作曲家など多彩な顔をもつ和田誠(1936–2019)の代表作にして、映画エッセイの名著が愛蔵版で復活! 書き下ろしエッセイ=白井佳夫


記憶に残る〈映画の名セリフ〉をイラストレーションとともに紹介する本シリーズは、「キネマ旬報」で1973年から23年のあいだ断続的に連載され、全7巻の単行本にまとまり長年映画ファンに愛されてきた。今回オリジナルのまま再現した本体を函に入れた特別仕様で復刊、各巻に書き下ろしエッセイを掲載した栞を付す。

(出版社HPより)


その名を暴け
#MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い

新潮
ジョディ・カンター ミーガン・トゥーイー|古屋美登里 

価格 1,045円(本体950円+税)
発行年月 2022年05月
判型 文庫
ISBN 9784102401811

2017年、ニューヨーク・タイムズ紙に掲載された記事が世界を変えた。映画界で権力を誇る有名プロデューサーが、女優や従業員らに性的虐待を行ってきた衝撃の事実。報道の背景には、二人の記者による被害者への丹念な取材や加害者側との駆け引きがあった。その日を境に、女性たちは声を上げ始めた――。#MeToo運動を拡げたピュリッツァー賞受賞記事の内幕を描く調査報道ノンフィクション。

(出版社HPより)


町あかりの『男はつらいよ』全作品ガイド

青土社
町あかり 

価格 1,760円(本体1,600円+税)
発行年月 2022年04月
判型 四六判
ISBN 9784791774647

人生の大切なことは寅さんが教えてくれた

「2011年に寅さんがいたら東北を訪れるのかな。2020年のコロナ禍も、寅さんはなんて言ってみんなを励ますだろう。これからも、たとえどんなことが起きても、四角いトランクを持った寅さんが笑顔で現れてくれるような、そんなことを妄想するのです。(本文より)」

『男はつらいよ』全50作品、昭和歌謡をこよなく愛する女性シンガーがその魅力を書き下ろす!

(出版社HPより)


ショットとは何か

講談社
蓮實重彦 

価格 2,420円(本体2,200円+税)
発行年月 2022年04月
判型 B6
ISBN 9784065248799

グリフィス、ジョン・フォード、ドン・シーゲルから小津安二郎、コッポラ、トニー・スコット、デイヴィッド・ローリーら映画監督。スタンダード、ヴィスタヴィジョン、シネマスコープなどスクリーンの変遷。FOX、MGM、ワーナーブラザース、パラマウント等スタジオの歴史など。映画を彩るさまざまな要素をわかりやすく解説し、自身の映画体験と重ねて始めて語られる「ショット論」。世界中の映画ファン、必読かつ垂涎の書。

(出版社HPより)


映画音楽はかく語りき いつか見た映画、時をかける音楽

ユニコ舎
志田一穂 

価格 1,980円(本体1,800円+税)
発行年月 2022年04月
判型 四六判
ISBN 9784991136870

かつて映画少年だった“僕”が時をかけて体験する、映画と音楽の奇想天外な歴史物語


湘南ビーチFMの映画音楽番組「seaside theatre(シーサイド・シアター)」(2020~)の構成・DJを担当している志田一穂(ジョニー志田)がタイムマシーンに乗って「映画音楽」の歴史を巡る旅へ。同行者は1984年の志田一穂(中学生の丸刈り少年)。映画が大好き、映画を愛してやまないふたりの“志田一穂”が「映画」や「音楽」、そして「映画音楽」の魅力にかつてない斬新な手法でアプローチしていく。

(出版社HPより)


平家物語アニメーションガイド

KADOKAWA
ニュータイプ 

価格 3,520円(本体3,200円+税)
発行年月 2022年04月
判型 A4
ISBN 9784041125489

滅びと未来を描く、祈りの物語


各話紹介、演出ポイント、美術紹介やアニメ「平家物語」の時代など、

「平家物語」に関することをさまざまな角度から見つめたガイドブックの決定版です。

(出版社HPより)