フィルムアート社の中の人が2022年6月に刊行された映画関連書籍の中から気になる映画本をピックアップして紹介します。(毎月上旬更新予定)
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フィルムアート社の中の人が2022年6月に刊行された映画関連書籍の中から気になる映画本をピックアップして紹介します。(毎月上旬更新予定)
2021年7月刊行リスト|2021年8月刊行リスト|2021年9月刊行リスト|2021年10月刊行リスト|2021年11月刊行リスト|2021年12月刊行リスト|2022年1月刊行リスト|2022年2月刊行リスト|2022年3月刊行リスト|2022年4月刊行リスト|2022年5月刊行リスト
価格 2,530円(本体2,300円+税)
発行年月 2022年06月
判型 四六判
ISBN 9784892713552
甦るあの日、この日のたたずまい、それを彩るスクリーンの夢、忘れえぬ名画の数々…。「シネマのある風景」に続く極私的シネマ日誌。1992〜1996年の映画の感想と日記を収録。同人誌『VIKING』連載を大幅に加筆。
価格 990円(本体900円+税)
発行年月 2022年06月
判型 新書
ISBN 9784847066740
フィルムに映っているのは、今、また繰り返されている惨事――
2010年以降、現在にいたるまでヒトラーやナチスを題材とした映画が多数制作、公開されています。本書は、なぜこれほどまでに現代においてヒトラー、ナチスに高い関心が寄せられているのかという疑問に、1933年のヒトラー独裁政権成立から第二次世界大戦を経て現在にいたる関連映画作品の系譜を、史実を交えながらたどることで迫るものです。
関連作品の中でも、
●大脱走
●サウンド・オブ・ミュージック
●愛と哀しみのボレロ
●シンドラーのリスト
●サラの鍵
など、特筆すべき作品については、その価値と見どころも解説。
ヨーロッパが危機的状況を迎えている今こそ読んでおきたい一冊です。
(出版社HPより)
価格 1,650円(本体1,500円+税)
発行年月 2022年06月
判型 四六判
ISBN 9784163915517
エッセイ×マンガでたどる7年間の「修行映画」鑑賞の記録を一冊に!
映画館は僕にとって日常からの逃避の場であり、道場でもある。
「自分に向いていない映画」を求めて劇場に通い、「つまらな……」が出そうになった瞬間「そこがいいんじゃない!」と唱えれば、あらゆる映画に「マイ価値観」が生まれる!
『007』や『ミッション:インポッシブル』など人気シリーズ作品、『若おかみは小学生!』『君の名は。』などアニメ作品、『シン・ゴジラ』『ゴジラvsコング』など怪獣もの、『先生!、、、好きになってもいいですか?』『俺物語!!』などマンガが原作の青春もの、『クロール―凶暴領域―』『THE POOL ザ・プール』などワニ系パニック映画、『科捜研の女―劇場版―』『劇場版おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜』などテレビドラマの劇場版……ほか、恋愛映画からホラー映画、大メジャー作からマニアックな作品まで、軽妙なエッセイと絶妙な似顔絵が楽しすぎるマンガで紹介。
雑誌「映画秘宝」人気長期連載を一気読み!
(出版社HPより)
価格 4,730円(本体4,300円+税)
発行年月 2022年06月
判型 四六判
ISBN 9784588011443
世界恐慌期から大戦期前後にかけてアメリカで撮られた7本の古典的映画──『レディ・イヴ』『或る夜の出来事』『赤ちゃん教育』『フィラデルフィア物語』『ヒズ・ガール・フライデー』『アダム氏とマダム』『新婚道中記』──がいずれも、新しい女性の創造に関わる、男女の再婚をめぐる喜劇だったのはなぜか? アメリカ哲学の伝統を担うカヴェルの徹底的思索が輝く映画論の名著、ついに邦訳
(出版社HPより)
価格 4,400円(本体4,000円+税)
発行年月 2022年06月
判型 四六判
ISBN 9784588140693
不在の「現実」をスクリーンに映し出し、一つの世界を魔術的に出現させる映画というメディアは、二十世紀の歴史と思考に何をもたらしてきたか。その物理的・技術的基盤に注目しつつ、絵画・写真・演劇とは異なる映画そのものの本質を、モダニズムの美学批判的眼差しのもとに探究した映画理論の古典。バザン以後の問いを受け継ぎ、ドゥルーズ『シネマ』と双璧をなす名著、待望の邦訳。
(出版社HPより)
価格 2,970円(本体2,700円+税)
発行年月 2022年05月
判型 A5
ISBN 9784336073044
イラストレーター・グラフィックデザイナーとして活躍し、さらにエッセイスト・映画監督・作曲家など多彩な顔をもつ和田誠(1936–2019)の代表作にして、映画エッセイの名著が愛蔵版で復活! 附録冊子=単行本未収録資料コレクション(国書刊行会編集部編)
記憶に残る〈映画の名セリフ〉をイラストレーションとともに紹介する本シリーズは、「キネマ旬報」で1973年から23年のあいだ断続的に連載され、全7巻の単行本にまとまり長年映画ファンに愛されてきた。今回オリジナルのまま再現した本体を函に入れた特別仕様で復刊、各巻に書き下ろしエッセイを掲載した栞を付す。
(出版社HPより)
価格 7,700円(本体7,000円+税)
発行年月 2022年06月
判型 B6変
ISBN 9784336072979
50年にわたる日本映画論を集成。練達の案内人(チチェローネ)が誘う異貌の映画史!
映画評論家上野昂志による50年分の日本映画論を集成。鈴木清順、大島渚、吉田喜重、加藤泰、黒木和雄、川島雄三、山田洋次、北野武、阪本順治などの作品評論を監督別に収録、異貌の映画史を形作る。
蓮實重彦、山根貞男、山田宏一各氏推薦!
(出版社HPより)
価格 4,620円(本体4,200円+税)
発行年月 2022年06月
判型 A5
ISBN 9784336070333
松田優作主演『最も危険な遊戯』に始まる東映セントラルアクション
角川映画の名作『Wの悲劇』『セーラー服と機関銃』
劇場版『あぶない刑事』シリーズ――
数々の伝説の現場に立ち会った名キャメラマン仙元誠三が縦横無尽に語る回想録がついに登場!
*特別収録 助手たちは語る(柳島克己 佐光朗 細井淳一 葛西誉仁 的場光生)
仙元組歴代撮影助手が語る仙元誠三のすべて
(出版社HPより)
価格 1,056円(本体960円+税)
発行年月 2022年06月
判型 新書
ISBN 9784582860061
ただ面白いと思ったものから、感動した、心を動かされた、などを中心に、定年後世代となった著者が130本のお薦め映画を紹介する。
(出版社HPより)
価格 924円(本体840円+税)
発行年月 2022年06月
判型 新書
ISBN 9784121027023
物語、台詞、歌で構成される舞台、ミュージカル。ヨーロッパの歌劇と大衆的な娯楽ショーをルーツに、一九世紀アメリカで誕生した。本書はその本質を音楽に注目して探る。ティン・パン・アレーのブロードウェイへの音楽供給から、一九二〇年代のラジオの流行、統合ミュージカルの成立、六〇年代のロックの影響、八〇年代に隆盛するメガ・ミュージカル、そして2.5次元へ。歴史を辿りつつ「なぜ突然歌いだすのか」という最大の謎に迫る。
(出版社HPより)
価格 3,080円(本体2,800円+税)
発行年月 2022年06月
判型 四六判
ISBN 9784777829378
「ぼく自身が語る、ぼく自身の物語」―― ブルーに魅了された少年が、29歳で映画史に 残る名作『グラン・ブルー』の映像化を成し遂げるまでの 圧倒的な熱量に満ちた回想録
『グラン・ブルー』(1988)、『レオン』(1994)、『フィフス・エレメント』(1997)など、数々の名作を生み出した映画監督リュック・ベッソンが、少年時代にブルーに魅了され29歳で『グラン・ブルー』の映像化を成し遂げるまでをはじめて語りつくした。
強烈な生い立ち、人生を変えた海との出会い。映画への情熱にめざめ、試練を乗り越えながら映画監督への道を進んでいく青年時代。ハリウッドスターたちの素顔、映画制作の裏側――映画史に残る名作『グラン・ブルー』は、少年ベッソンのブルーへの憧れが始まりだった。
(出版社HPより)
価格 2,200円(本体2,000円+税)
発行年月 2022年06月
判型 四六判
ISBN 9784909852298
正義から享楽へー映画は近代の幻を暴くー
社会学者・宮台真司がリアルサウンド映画部にて連載中の『宮台真司の月刊映画時評』を加筆・再構成し書籍化した映画批評集『正義から享楽へー映画は近代の幻を暴くー』を刊行しました。同書では、『シン・ゴジラ』『クリーピー 偽りの隣人』『バケモノの子』『ニュースの真相』など、2015年から2016年に公開された作品を中心に取り上げながら、いま世界に生じている変化などを紐解いている。さらに、黒沢清、富田克也&相沢虎之助との特別対談も収録しています。
(出版社HPより)
価格 2,200円(本体2,000円+税)
発行年月 2022年06月
判型 四六判
ISBN 9784909852304
菊地成孔の欧米休憩タイム
映画メディア「RealSound 映画部」の人気連載「菊地成孔の欧米休憩タイム~アルファヴェッ トを使わない国々の映画批評~」を一挙総括! 公開後に Yahoo!ニュースなどで大きな議論を巻き起こした『ラ・ラ・ランド』評はもちろん、『シン・ゴジラ』『君の名は。』などヒット作の書き下ろし評論、ほか単行本未収録の原稿を多数収録。 “英語圏(欧米国)以外の映画を中心に評論する”というテーマのもと、菊地成孔が独自の角度から鋭く切り込んでいく、まったく新しい映画評論集。
(出版社HPより)
価格 6,380円(本体5,800円+税)
発行年月 2022年07月
判型 A5
ISBN 9784877461201
本書の副題は「”不遇の天才”オーソン・ウェルズと若き友人ヘンリー・ ジャグロムとの会話」である。「第三の男」「市民ケーン」などの俳優・ 監督としてつとに有名でありながら、なぜオーソン・ウェルズは”不遇” であったのか。三十年前に発掘された「音声テープ」が伝える破天荒な 人生を、多数の映像写真を添えて送る映画ファン待望の初邦訳。
(出版社HPより)