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2023.05.25

シリーズ[クリティカル・ワード]

/ フィルムアート社

現代社会や文化および芸術に関わるさまざまな領域を、[重要用語]から読み解き学ぶことを目指したコンパクトな入門シリーズ。
基本的かつ重要な事項や人物、思想と理論を網羅的に取り上げ、歴史的な文脈と現在的な論点を整理します。もっと深く理解し、もっと面白く学ぶために必要な基礎知識を養い、自分の力で論じ言葉にしていくためのヒントを提供します。

 

クリティカル・ワード 文学理論
読み方を学び文学と出会いなおす
三原芳秋、渡邊英理、鵜戸聡=編著|郷原佳以、新田啓子、橋本智弘、井沼香保里、磯部理美、森田和磨、諸岡友真=著

読むことの基礎と批評理論の現在が学べるキーワード集。
フェミニズム、環境批評、ポストヒューマン、精神分析、ポストコロニアリズム……
多彩なトピックから文学の可能性に飛び込もう!

本書では文学理論の基礎的な知識を解説しつつ、最新の文学理論の潮流を初学者にも分かりやすく解説しています。
第1部「基礎講義編 ― 文学理論のエッセンス Fundamentals」では、文学理論の根本問題である「テクスト/読む/言葉/欲望/世界」の5つのテーマについて論じ、第2部「トピック編 ― 文学理論の現在(いま)を考えるために Topics」では、文学理論の現在進行形の諸問題についてのトピックを取り上げ、新たな思索の糸口を発見=発明することを目指しています。
文学好きの読者には「もっと深く読む」ために必要な知識を得るための本として、学生や研究者には、レポートや論文を執筆する際の手引きとして有用な一冊。

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クリティカル・ワード メディア論
理論と歴史から〈いま〉が学べる
門林岳史・増田展大=編著|秋吉康晴、飯田麻結、飯田豊、岩城覚久、遠藤英樹、大久保遼、喜多千草、佐藤守弘、清水知子、鈴木恒平、竹峰義和、田中洋美、橋本一径、浜野志保、原島大輔、福田貴成、堀潤之、前川修、馬定延、松谷容作、水嶋一憲、水野勝仁、光岡寿郎、毛利嘉孝、山本泰三、吉田寛=著

メディアの織りなす世界を読み解く35のキーワード。
ゲーム、ソフトウェア、モバイルから、資本、ジェンダー、観光、軍事まで……
現在/過去の文化と社会を一望できる、メディア論の新しい教科書!

2020年代を迎えた現在、インターネット以降のテクノロジーやスマートフォン、SNSの一般化はさらに進み、メディアの在り方は大きく変容し続けています。今やグローバル資本主義と政治的分断の加速は前提となり、メディアを取り巻く社会や文化、私たち人間の状況は、かつてないほどの大きな変化にさらされています。「メディア論」は常にアップデートされ続ける研究分野であり、その意味でも現代社会を考える上でますます重要な分野になっていると言えるでしょう。
本書では、メディア論における近年の新たな動向や、メディア理論の歴史的な系譜を現代的な視点で整理し直し、さらにメディアの実践を横断的にとらえて論じることを試みた、これまでになかったメディア論の入門書です。
豪華執筆陣による、メディア論の新たな射程を編み直す一冊!

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クリティカル・ワード 現代建築
社会を映し出す建築の100年史
山崎泰寛、本橋仁=編著|勝原基貴、熊谷亮平、吉江俊=著

現代建築を知るための235のキーワード!
都市、技術、政治、文化、メディア。5つの切り口で建築の現代(いま)に迫る。

基本用語から、時事、サブカル、最新テクノロジーまで、建築を取り巻く幅広いトピックを一冊で学べる“クリティカル”なキーワード集。
建築は、複雑な社会との応答関係のなかで生まれる。1920年代から2010年代までの100年に起きた建築にまつわる出来事を厳選し、コンパクトに収録。現代建築へ至る100年史を10年ごとに区切り、各時代の建築を理解するための重要なキーワードを、すべて書き下ろしのテキストで解説します。
都市、技術、政治、文化、メディアという5つの分野を専門とする、5人の著者がキーワードを選定し執筆。また各著者による、100年を串刺しにした巻頭論文も収録しました。235に渡るキーワードは、建築だけでなく関連分野にも踏み込んでいるため、人文や社会、芸術などそれぞれの学問分野に関心のある方にもおすすめの一冊です。
建築関係者はもちろん、学生や社会人、近現代建築ファンにとっても必携の、充実のキーワード集の誕生です!

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クリティカル・ワード ファッションスタディーズ
私と社会と衣服の関係
蘆田裕史・藤嶋陽子・宮脇千絵=編著
赤阪辰太郎、朝倉三枝、有國明弘、五十棲亘、小澤京子、落合雪野、香室結美、川崎和也、菊田琢也、北村匡平、高馬京子、西條玲奈、鈴木彩希、関根麻里恵、髙橋香苗、田中里尚、田本はる菜、中谷文美、難波優輝、新實五穂、野中葉、平田英子、平芳裕子、水野大二郎、南出和余、村上由鶴、劉芳洲=著

ファッションを読み解く23のキーワードと、さらに深く知るための11の分野のブックガイド。
現代文化を考えるうえで知っておきたい基本と、多様な視点・アプローチを学ぶことができる、新時代のファッションスタディーズの入門書が登場。

ファッションは「時代を映す鏡」だと言われています。社会状況や文化の変容にともない、ファッションを取り巻く状況も大きく変化しています。流行の変遷や資本主義グローバリズムの加速、その反省や批判的視点からもたらされたサステナビリティやエコロジーへの意識、多様性/ジェンダー/マイノリティへの多角的な視座といった、現代社会において最重要である問題は、ファッションの分野から新たな事例や議論が生まれ続けていると言っても過言ではありません。さらに、3DプリンターやAR/VR等、テクノロジーの進化や成熟がもたらすファッションの新たな可能性と展開は常に注目を集めており、その一方で、人間の身体性の再考の重要性も議論されています。このように、ファッションについて考えることは、現代文化のあり方を多角的に考えることにもなると言えるでしょう。
本書は、「ファッションスタディーズ」という分野について、その歴史や文脈と紐付けながら、理論や事項をマッピング・整理し直すことで、ファッションスタディーズの新たな射程を見通すことを試みた、まったく新しい「ファッションスタディーズ入門」です。
現代ファッションをとりまくものの多様性・横断性に特に注目し、哲学、社会学、文化人類学、メディア論、ジェンダー論、環境学、デザイン論といった、多様な分野とファッションの結びつきを照らし出します。

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クリティカル・ワード ポピュラー音楽
〈聴く〉を広げる・更新する
永冨真梨、忠聡太、日高良祐=編著|有國明弘、ヴィニットポン ルジラット(石川ルジラット)、大嶌徹、大尾侑子、尾鼻崇、大和田俊之、葛西周、加藤賢、上岡磨奈、川本聡胤、金悠進、源河亨、篠田ミル、ジョンソン・エイドリエン・レネー、谷口文和、中條千晴、鳥居祐介、永井純一、平石貴士、福永健一、藤嶋陽子、増田聡、松浦知也、溝尻真也、村田麻里子、山崎晶、輪島裕介=著

28のキーワードで学ぶポピュラー音楽研究の基礎から最前線まで。
ジェンダー、人種、階級、ジャンル、法、アニメ、シティ、アマチュアリズム……
幅広いキーワードと現代的な事例から、音楽文化を考え常識を問い直す!

近年、学術的な研究領域としての地位を確立しつつある「ポピュラー音楽」研究に関する基礎的な知識を解説しつつ、最新の動向を初学者にも分かりやすく紹介した本邦初の入門書。
本書は3部構成になっており、「第1部 基礎編」では、ポピュラー音楽研究の基底を支える概念として8つを取り上げ、それぞれのキーワードからポピュラー音楽を概観する。
「第2部 事例編」では、ポピュラー音楽研究のなかでも比較的蓄積の多いトピックを照射する。各項目はそれぞれの学術的議論を概観した上で、ポピュラー音楽研究全体、そして、他分野と横断・接続し、新しい学術領域を開拓する、発展的な学術的問いも示唆する。
「第3部 拡張編」では、近年の音楽文化を領域横断的に語る上で欠かせないキーワードを掲げて、ポピュラー音楽それ自体とそのコンテクストを扱ってきた従来の研究から一歩外に踏み出し、新鮮な空気を吸うための論考を集めた。
これまで日本語で読むことのできなかった重要トピックや論点も多数収録し、研究者や学生だけでなく、音楽を「分析したい人」、「語りたい人」にとっての手引きとしても有用な一冊となっている。

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