フィルムアート社では、小説や映画脚本、アニメ、マンガ、ゲームシナリオなど、あらゆるジャンルの物語創作に役立つ本を数多く出版しています。
物語やキャラクター創作に役立つ本
これらの本の中から小説執筆に役立つ知識やテクニックをトピックごとにまとめた連載「きちんと学びたい人のための小説の書き方講座」をカクヨムにて連載中です。ぜひこちらもご覧ください。
きちんと学びたい人のための小説の書き方講座
これらの本のうち、果たしてどの本がいちばん売れているのでしょうか?
その疑問にお答えするべく売上実績をもとに売上上位ランキングTOP10を作成しました(2023年9月11日更新)。
どの本を買えばよいかわからないという方はまずはこちらの上位アイテムを読んでいただくことをオススメいたします。
第1位:SAVE THE CATの法則
本当に売れる脚本術
ブレイク・スナイダー=著
ブレイク・スナイダー・ビート・シートで物語の構造を完全マスターする
「小難しい脚本術の分析書はいらない。シンプルで、しかも本当に大手映画会社が買ってくれる脚本を書くための最低限のコツを教えてくれ!」そんな読者のための超実践的脚本マニュアル。脚本とは芸術であり、科学でもある。科学である脚本を支配するこの法則は、不変のものなのです。 学者の難解な分析本とは一線を画し、業界を知り尽くした筆者が、メジャーで売れる脚本の法則を簡潔に語りおろします。ジャンル、プロット、構成、販売戦略、キャスティングなど、基本要素を踏まえながらも、誰も教えてくれなかった黄金法則は、驚くほど実践的です。三幕構成を応用したブレイク・スナイダー・ビート・シート(物語を15項目の「ビート」で構成するメソッド)を使えば物語の構造を完璧に自分のものにすることができます。
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▼ためし読み
・Chapter1 どんな映画なの?
・Chapter4 さあ、分解だ!
▼『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』はいったいどんな本なのか?
▼『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』の3つの要点
第2位:感情類語辞典[増補改訂版]
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著
言葉にならない感情を描く
本書は、人間の喜怒哀楽を項目化し、それぞれの感情に由来する行動や反応を集めた、創作者のための新しい「類語辞典」です。 本書が手元にあれば、お決まりの表現に頼らずに、登場人物をより人間らしくリアルに描き、物語を引っ張っていく魅力的なキャラクターを生み出すことが可能になります。
ある感情における、目に見える「外的なシグナル」、体の内側に起こる「内的な感覚」、心理状態を表わす「精神的な反応」、そしてその感情が強烈だったり、長期にわたる場合のサインや、本人が周囲に隠したり、自覚がない場合のサインなど…… ひとつの感情につき、60〜90個前後の「類語」が収録されています。
増補改訂版ではより細かい感情を表現するために、項目数が75から130と大幅に増量。「読むだけで心に突き刺さる」と評判だった、悩める創作者を導く「まえがき」の部分も加筆されています。
さらに、各感情に結びついた行動を描写しやすくするため、その感情を強く想起させる動詞のリストを新たに追加。また、キャラクターの感情が今後どう移り変わっていくのかをわかりやすくするため、各感情が発展あるいは後退すると、どの感情に至るのかが参照できるようになりました。
小説家だけでなく、脚本家、シナリオライター、漫画家、さらには演出家や俳優など……物語の執筆だけでなく、キャラクター作りや役作りといった「人間を表現する仕事」のよき相棒として、あらゆる創作者を助けてくれる「類語辞典」です。
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▼ためし読み
・『感情類語辞典[増補改訂版]』の刊行にあたって
・『感情類語辞典』の使い方
第3位:モンスターを書く
創作者のための怪物創造マニュアル
フィリップ・アサンズ=著
恐れるな、恐ろしくあれ竜、サメ、ゾンビ、悪魔、吸血鬼、巨大生物……人々はなぜこんなにも「モンスター」に惹かれるのか――H・P・ラヴクラフト歴史協会推薦、すべての迷える創作者たちに捧ぐ、「人ならざるもの」を描くための導きの書。
モンスターという「リアルでないもの」を、「もっともらしく」表現するためのガイドブック。第一部では「モンスターとは何か」という根源的な問いから、それを恐ろしいと人が感じる要素や理由、悪役(ヴィラン)との違いについて明らかにしています。第二部および第三部では、作品におけるモンスターの役割、モンスターを創造する際の実践的な手段、五感に訴えかけるような生き生きとした描写の方法、登場人物だけでなく読者にとっても恐ろしく、そして意味をもつ登場の仕方など、創作活動における実践的な取り入れ方についてレクチャーします。
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▼ためし読み
・第一章 モンスターとは何か?
第4位:対立・葛藤類語辞典 下巻
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著
登場人物に最適な《コンフリクト=対立・葛藤》を組み込むことで、物語は鮮やかに動き出す
現実世界では避けたい対立や葛藤は、フィクションにおいてはいくらあっても足りないもの。人の不幸、番狂わせ、裏切り、身の毛もよだつありえない展開……私たちはそれらを追体験することで、登場人物に感情移入し、臨場感たっぷりの物語を味わうことができるのです。本書は、常に書き手を悩ませている「対立・葛藤をどう作品に組み込むべきか」について解説する、最適な手引書となっています。
『下巻』では、 「コントロールの喪失」、「権力闘争」、「優位性の喪失」、「エゴにまつわる対立・葛藤」、「危険と脅威」、「その他の困難」 に分けた115もの対立・葛藤が生じる場面を収録。
あらゆる創作指南書において最重要視されている《コンフリクト=対立・葛藤》の適切な使い方についてまとめ、作品づくりに役立つ豊富なアイデアを提供する、唯一無二にして実用的な1冊となっています。
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▼ためし読み
・はじめに:対立・葛藤という黄金の糸がストーリーを動かす
第5位:「感情」から書く脚本術
心を奪って釘づけにする物語の書き方
カール・イグレシアス=著
最初の10ページがすべて?
いや、1ページ目からいきなり大事だし最初の文節、最初の単語も蔑ろにしてはいけない
本書は、読者や観客の感情を掻き立て、心をつかんで離さないためのあらゆる設計を、あますところなく伝授します。ビジネスとしての映画はいったい何を売っているのでしょうか? それは人間の感情です。感情的体験を映画やテレビというパッケージにして販売しているのです。つまり、何が読者を最も興奮させるのかを知り、感情的に巻き込んでしまう方法を見つけ出すことが、売れる物語をつくるために極めて重要なのです。 本書では、名作の脚本を徹底的に解体し、その語り方を分析します。そして読者の心に特定の感情やイメージを浮かび上がらせ、心を動かすために必要な技巧を指南しています。脚本を書く上で本当に大事なこと=「脚本を読む人に感情的な体験を提供すること」にとことんこだわった一冊です。
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▼ためし読み
・イントロダクション:感情をお届けする商売
第6位:対立・葛藤類語辞典 上巻
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著
登場人物に最適な《コンフリクト=対立・葛藤》を組み込むことで、物語は鮮やかに動き出す
現実世界では避けたい対立や葛藤は、フィクションにおいてはいくらあっても足りないもの。人の不幸、番狂わせ、裏切り、身の毛もよだつありえない展開……私たちはそれらを追体験することで、登場人物に感情移入し、臨場感たっぷりの物語を味わうことができるのです。本書は、常に書き手を悩ませている「対立・葛藤をどう作品に組み込むべきか」について解説する、最適な手引書となっています。
シリーズを通して好評の前半パートでは、対立・葛藤を物語に組み込むことの重要性から、プロットやキャラクターにもたらす効果、様々なストーリーの「型」の紹介、内的・外的葛藤の役割などを、実例を交えながら丁寧に解説。後半の辞典パートでは、具体的な110のシチュエーションを例に、それぞれの対立・葛藤が生じる具体的な状況、引き起こされるネガティブな問題や困難、起こりうる悲惨な結果・特性、もたらされる感情、起こりうる内的葛藤、基本的な欲求への影響、対処に役立つポジティブな特性や結果などを、見開き1ページで紹介しています。
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▼ためし読み
・はじめに:ストーリーテリングにおける対立・葛藤の役割 キャラクターの形成
・キャラクターのために職業を選ぶ
第7位:「SAVE THE CATの法則」で書ける 物語創作ワークブック
ジェイミー・ナッシュ=著|ブレイク・スナイダー=原案
“世界で最も売れている脚本術” 『SAVE THE CATの法則』の書き込み式ワークブックが登場!!
小さなアイデアが大きな物語に。 一冊まるごと書き込んでいけば 「あなただけの」ストーリーができあがる!
本書は『SAVE THE CATの法則』を下敷きにした書き込み式のワークブックです。手順どおりにワークに取り組めば、あなたの身の回りのことやちょっとしたアイデアが、ストーリー設計に必要な「プロット」や「設定」に早変わり。ページをたどって一冊まるごと書き込んでいくだけで、読者や観客を惹きつける「あなただけの」物語を完成させることができます。
初めて物語を書くことにチャレンジする人から、すでに作品を発表したことのあるプロの人、もしくは、あと一息のところで書きあぐねている人――どんな人でも、アイデア練りからストーリーのアウトライン作りまで、ひとつひとつステップごとに進みながらメソッドを体得することができます。
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アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著

トラウマが多面性のある豊かなキャラクターを生む
私たちは誰もが、大小様々な形で「トラウマ」と呼ばれるものを持っているはずです。不意の事故や予期せぬ災害、幼少期の体験、失恋や社会不安……そんな経験に基づいた心の傷はいつの間にか消え去ってしまうようなものではなく、日常に訪れた些細な出来事によってふとした瞬間に蘇り、そのたびごとに心を締め付け、そしてときにはさらなる傷を生み出すかもしれません。
本書は、物語創作において不可欠とも言える心の傷/トラウマというテーマをめぐり、それらがどのような作用をそのキャラクターにもたらすかについて、その原因となる具体的な事例とともに詳細にまとめた画期的な一冊です。
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▼ためし読み
・心の傷とは何か
・筆者から最後に
第9位:映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと
シド・フィールドの脚本術
シド・フィールド=著
「三幕構成」の完全解説
すべての脚本術はこの本からはじまった
世界で一番読まれているシド・フィールドの脚本術の邦訳です。良い映画は良い脚本から生まれます。世界で初めて映画の脚本を分析し、構成のパラダイムを考え出した著者が、映画の持つ力と本質を教える名指南書。あらゆる物語創作の基礎となる「三幕構成」について解説した必読の1冊です。現在存在するほとんどの脚本術・物語創作術は、本書を下敷きにしているといっても過言ではありません。物語創作の正典(カノン)ともいうべき必読書。
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▼ためし読み
・第1章 映画脚本とはなにか
ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則
ロバート・マッキー=著

これぞ物語創作のバイブル
ストーリーテリングの分野で世界的に最も影響力のある「現代のアリストテレス」
ロバート・マッキーによる伝説的のセミナーが書籍化
これまで、ストーリーとキャラクターは別のものであるかのように扱われていましたが、マッキーは「ストーリーの構造とはキャラクターのことであり、キャラクターとはストーリーの構造のことである」と強く主張します。本書は、物語の「内容」にふさわしい「形式」を、ストーリーを創作する上で実際にどのように与えるかということを詳説しています。ハリウッドだけでなく世界中に多大な影響を与え続けている伝説のシナリオ講師ロバート・マッキーの最重要著作。
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▼ためし読み
・イントロダクション
・敵対する力の原則
・「解説」全文
▼『ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則』の3つの要点