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2023.11.06

おすすめ展覧会と本 【私たちのエコロジー展】

おすすめ展覧会と本 / フィルムアート社

フィルムアート社営業部が、開催中の「おすすめ展覧会」と「あわせて読みたい本」を紹介する連載です。
本は自社・他社問わず紹介していきます!

 

第6回:私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために

会期:2023.10.18(水)~ 2024.3.31(日)
会場:森美術館
展覧会サイト:https://www.mori.art.museum

【展覧会概要】
本展のタイトル「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」は、私たちとは誰か、地球環境は誰のものなのか、という問いかけです。人間中心主義的な視点のみならず、地球という惑星を大局的な視点から見渡せば、地球上にはいくつもの多様な生態系が存在することにあらためて気付くでしょう。本展では、環境問題をはじめとする様々な課題について多様な視点で考えることを提案します。また輸送を最小限にし、可能な限り資源を再生利用するなどサステナブルな展覧会制作を通じて、現代アートやアーティストたちがどのように環境危機に関わり、また関わり得るのかについて思考を促し、美術館を対話が生まれる場とします。(展覧会サイトより)

マルタ・アティエンサ《漁民の日2022》2022年
ビデオ、サイレント、 45分44秒(ループ)
制作協力:ハン・ネフケンス財団、モンドリアン財団、シェーン・アケロイド
コミッション:第17回イスタンブール・ビエンナーレ
Courtesy: Silverlens, Manila/New York

 

【あわせて読みたい本】
・エコゾフィック・アート
・ポスト人新世の芸術
・ラディカント

エコゾフィック・アート  自然・精神・社会をつなぐアート論

フィルムアート社
四方幸子=著

発売日:2023.4
ISBN:978-4-8459-2140-9

メディアアートの第一線で活躍するキュレーターが、フェリックス・ガタリの“エコゾフィー(エコロジー+フィロソフィー)”をキーワードに、人新世を読み解く批評-エッセイ。


ポスト人新世の芸術

美術出版社
山本浩貴=著

発売日:2022.6
ISBN:9784-5682-0281-6

人類の活動が地質学的なレベルでも重大な影響が出るようになり「人新世」とも称される現世代において、アーティストは自然をどう解釈してきたのか、そして未来に何を問うべきか。気鋭の美術評論家が語る、ポスト「人新世」の芸術論です。(出版社HPより)


ラディカント  グローバリゼーションの美学に向けて

フィルムアート社
ニコラ・ブリオー=著、武田宙也=訳

発売日:2022.1
ISBN:978-4-8459-1818-8

イメージやモノが氾濫し、群島化した世界にふさわしい「オルターモダニティ」とは?

翻訳の思考を通して現代の美術批評を素描する。