ジョージナ・クリーグ | かみのたね

ジョージナ・クリーグGeorgina Kleege

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update 2020.08.20

カリフォルニア大学バークレー校の英語講師。専門は、クリエイティヴ・ライティングと障害学(ディスアビリティ・スタディーズ)。2003年、同校の英語学科におけるクリエイティヴ・ライティングのクラスに加え、障害者をめぐる文学表現および障害者自身による文献を研究するコースで教鞭をとる。
最初の著作である『Sight Unseen』(Yale University Press, 1999)は、盲人としてのクリーグ自身の自叙伝的な記述とともに、文学、映画、言語学における視覚障害に関わる描写について文化的な批評も含んだエッセイ集。障害学のみならず、視覚と関わる文化、教育、公衆衛生、心理学、哲学、眼科学を学ぶ学生の必読書とされる。
『Blind Rage: Letters to Helen Keller』(Gallaudet University Press, 2006)では、障害者の象徴として名高いヘレン・ケラーの生涯と遺産を描き出すためにフィクションとノンフィクションの境界を越える取り組みを行なった。本書『目の見えない私がヘレン・ケラーにつづる怒りと愛の一方的な手紙』はクリーグの初の邦訳書となる。
クリーグの最新作『More Than Meets the Eye: What Blindness Brings to Art』(Oxford University Press, 2018)は、視覚障害とヴィジュアル・アートの関係に関心を寄せた著作で、盲目であるということが美術作品のなかにいかに表されているか、視覚障害をもつアーティストの制作にとって、その障害がどのように影響を及ぼしているか、また盲人や視力障害のある人々がアートにアクセスしやすくできるよう、美術館や博物館に何ができるかをテーマとしている。クリーグはこれまで、こうしたテーマで講演を行なうほか、ニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのテート・モダンをはじめとした世界中の美術機関で顧問も務めてきた。
2013年にはカリフォルニア大学バークレー校の芸術・人文科学学部において、また2016年には同校の全キャンパスにおいて最優秀教員賞を受賞している。(画像は https://english.berkeley.edu/profiles/45 より引用)

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『目の見えない私がヘレン・ケラーにつづる怒りと愛をこめた一方的な手紙』
ためし読み / ジョージナ・クリーグ, 中山ゆかり

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2020.08.25