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2018.10.26

キャンピングカーで引っ越し|誕生日はテスト
2018.09.01-09.15

ベルリン狩猟日記 / 千木良悠子

キャンピングカーで引っ越し

9/1(土)
ケミさんの部屋はキッチンもバスルームも日当りが良い。朝はゆっくり過ごして、お昼近くにオートミールを出してもらって食べた。それから、彼女が定期的に通っているという、ピラティスの講習を受けに行く。日本人の女性が、フリードリヒスハイン地区の自宅で丁寧に教えてくれた。

「もう一泊して行く?」と聞かれたので、迷わず「泊まる!」と答えた。夕飯にはミートソース・パスタを作ってもらった。

9/2(日)
頃、荷物を持って部屋を出る。アケミさんの知人で、日本人の美容師の方がいて、最近日本に帰国されたのだが、持っていた家具や洋服、食器などを欲しい人に譲り渡すための集まりをやっているとのことで、連れて行ってもらった。アケミさんは、もうすぐ、ダンス公演のために、髪の毛を坊主にする計画があるそうで、ウィッグを貰いたいのだと言う。天井の高い、広いお宅に大勢の人が訪れていた。私も、ヨーロッパのガイドブックや、ショール、ビーズのネックレスをいただいて、僅かなコインを空き箱に入れ、建物の外に出た。それから、二日ぶりにシャーロッテンブルクの家に戻った。

9/3(月)
学学校に行く。ポーランドやスロヴェニアのガイドブックを開いていたら、ドイツの国内旅行に興味が出てきた。アパートの通りを西に少し歩いた所に、ベルリン唯一とも言われる、日本の古本の店があると聞いていた。放課後、その古本屋に行き、安売りをしているドイツのガイドブックを買った。

古本屋の、ちょうど向かいあたりに、ダンスシューズや衣装を売っている可愛らしい店がある。そこのオーナーが、今通っている語学学校に、8月後半の2週間だけ、正規の担任の代理講師として、私たちのクラスに教えに来ていた。60代半ばの、生徒に厳しい男性教師だったが、俳優のように大袈裟な身振り手振りが面白く、私は彼の授業を気に入って、よく授業の後に質問などしていた。近くに来た折は、ぜひダンスショップに寄ってくれと言われていたので、なんとなく顔を出すと、彼は非常に喜んで、従業員の女性を紹介したり、踊っている若い頃の自分の写真を見せたりしてくれた。

スーパーに寄って買物をしてから帰った。アケミさんの家で充分に休めたかと思っていたが、やっぱりショッピングモールの地下に行くと目眩がする。なんだか、頭痛もしてきたようだ。

9/4(火)
校に行く。帰り道、Good Friendsという老舗の中華料理屋でランチを食べる。サンラータンスープ、焼鴨、ご飯にジャスミンティー。ランチセットを頼んだら、皿に山盛りに出てきたが、ほとんど食べてしまった。一度家に戻るが、やはり落ち着かず、外に出かける。カフェで、Hefeweizenという無濾過酵母の白いビールを飲んだ。ベルリンでは夏の風物詩だという。

 

9/5(水)
校では現在完了形を習う。担任教師の喋る言葉が速すぎて全く聞き取れない。帰宅後、少しでも居心地をよくしたいと考えて、部屋を隅から隅まで掃除した。

9/6(木)
前中は語学学校。

午後、Sバーン(都市高速鉄道)に乗ってヴァン湖の「ベルリン文学コロキウム」まで行く。コロキウムのインガさんに「ベルリン演劇のリハーサルが見たい」と言ったら、「この週末に、コロキウムで『楽しいブドウ山』という野外劇が行われます。そのリハーサル見学の許可が出ましたが、来ませんか?」と連絡を貰ったのだ。またあの美しい湖畔の建物に入っていくと、ゲネプロ前の俳優やスタッフが忙しそうに歩き回っていた。演出助手に声をかけ、中庭の丘に置かれた椅子に腰掛けてリハーサルが始まるのを待った。iPhoneで『楽しいブドウ山』を検索すると、劇作家ツックマイヤーによる喜劇とある。20世紀の初頭、ブレヒトなどと同時代の作家らしい。

それから始まったリハーサルの模様に、はっきり言ってカルチャーショックを受けた。コロキウムの中庭はかなり広いのだが、そこに後から後から、信じられないほど多くのキャストが登場する。人魚に水兵、村の長老とやかまし屋のおかみさん、木登りする若者たち。ドラアグクイーンの風体の歌姫は、お付きの娘を二人従えて、歌って踊るが、それがまた上手い。しかも劇伴は、建物の二階バルコニーにずらり並んだオーケストラで、大して稽古しているようにも見えないのに、芝居に合わせて完璧に伴奏するのだ。

人魚はボートで湖に漕ぎ出し、長老はぶんぶんトラクターを運転して丘を上り下りする。芝居後半、さらに30名近いコーラス隊が登場して聖歌を歌い出したのには仰け反った。さらにさらに、オーケストラ以外にも、舞台前方に別なバンドが登場、タップダンスに合わせて音楽を奏でる。照明も大掛かりで、夜が更けて暗くなってきた中庭を煌煌と照らす。オーケストラのいるバルコニーに、巨大なハートマークの明かりが浮かび上がった。

あまりの規模と役者たちのパワーに圧倒された。ブドウ農場の話らしいので、キャストたちは歌い踊りつつ、本番では観客にワインもサーブするらしい。文学館の野外劇というから、小さい朗読会のようなものを想像していたのに、なんだこれは。どこから幾ら予算が出て、どう稽古するとこれが上演できるのか。寒くなってきたが、まだまだリハーサルは続きそうだった。

これ以上何が起きるのか、見届けたい気持ちもあったが、暖かい上着を持っていなかったので、その場を辞することにした。

このまま帰ると風邪をひきそうだと思ったので、Wannseeの駅前のイタリア料理店に入った。今の時期が旬だというアンズ茸のリゾットとワインを注文する。リゾットはやはり量ばかり多くて味があまりしなかったが、とりあえず暖まることができた。

9/7(金)
課後、駅前商店街の写真店で、ビザ申請用の顔写真を撮った。ビザ申請は、外国人局のウェブサイトで予約をして行くのだが、9月17日に予約を取っていた。エレナが一緒に来てくれることになっていたが、初めてのことで勝手が分からない。ネットで検索すると、ドイツのビザについて日本語で丁寧に解説してくれている記事もたくさん出てくるが、私のベルリン滞在にどのタイプのビザが必要なのか今ひとつはっきりしない上に、「なんの書類が必要かは、担当官によってその都度違う」と書いてあったりする。担当官の裁量で決まるというのが本当だとしたら、まさしくカフカの小説みたいだ。

この日は、エレナと動物園駅の近くを散歩した後、マクドナルドでビザの書類の書き方を教えてもらった。書類にはドイツ語の他に英語でも説明が書いてあるけれど、たぶん一人で記入したら何倍もの時間がかかっただろう。ネイティブ・スピーカーというのは、まるで魔法使いのようだ。私も普段日本語を適当に使っているが、「なんとなく」「フィーリングで」言葉が分かるというのは、そうでない者にとっては、ほとんど奇跡に近い神業なのだ。

9/8(土)
所のカフェで、朝ご飯セット(Frühstück)を頼んだら、小さな硬いパンが二つと、レタスの切れ端とゆで卵しか出てこなかった。お腹が満たされないまま、ネットで調べた一番近くの図書館まで歩く。学校の宿題をするが、土曜日は14時に閉館するそうで、追い出されてしまった。

教科書など入った重いバッグを抱えて、シャーロッテンブルク宮殿まで散歩をするが、体力が持たない。川沿いのベンチに一度座ったら、立ち上がれなくなってしまった。

自分はきっと貧血なんだ、と雷に撃たれたように気がついた。家が居心地悪いとか文句を言ってないで、さっさと帰宅して栄養のある物を食べなくてはならない。通り沿いにREWEという大型スーパーがあったので、豚肉やほうれん草やプルーンなど、なんとなく貧血に効きそうな食べ物を買った。道に転がっていた「MOBIKE」の自転車をスマホで解錠して、車や他の自転車のスピードに怯えながら、車道の端で懸命に漕いだ。

ようやく家の近くまで来たとき、「ユウコ」と声をかけられた。振り返ると、例の語学学校の臨時教師が手を振っている。「何をしていたのか」と問われたので、「図書館で勉強していた」と言ったら「なぜ図書館で?」と訊く。家に居づらいと答えたら、「コーヒーを飲みながら話を聞こう」と言う。

オープンエアのカフェで、彼に家の事情を話した。知人とルームシェアをしているが、仕事柄、先方も基本的に部屋で作業をしており、互いの部屋は壁一枚で仕切られているだけで音も響くので、相手の様子が手に取るように分かってしまうこと。妙に神経質になり、よく眠れず食も進まないこと。

教師はしばし考えた後に、言った。「家に一室、使っていない部屋がある。もし気に入れば、そこに住んで良い。自分は、昼間店で仕事をしているから家には誰もいない。勉強も仕事も気兼ねなくできるだろう。今から下見に来るのはどうか。試しに今夜泊まってみても良い」。あまりに早い展開に驚いたが、願ってもない提案だと思い、「下見に行きたい」と言った。

教師は、すぐ近くのアパートで一人暮らしをしていた。かつて事務所に使っていた一部屋を、私のために空けてくれると言う。一泊分の準備をして、泊まりに行くことにした。

その夜は、彼の家のキッチンで、スーパーで買った豚肉を料理し、一緒にワインを飲んだ。彼は若い頃に世界中の都市を旅したそうで、その思い出話をしてくれた。

9/9(日)
師は週に数回プールに行くのがルーティンだそうで、早朝に、一緒に行かないかと誘われた。彼の所有する大きなキャンピングカーでSpandauの屋外市民プールに連れてってもらう。快晴だったが気温はずいぶん低かった。寒いので、少し泳いだ後、タオルにくるまって芝生の上の椅子に寝そべり、ぼんやりした。次は近くの湖を散歩しようと言う教師に、「本当に家に住んでもいいのか」と聞くと、もちろんだと言う。キャンピングカーで私の荷物を運び出すのを手伝ってくれると言う。

明石さんのアパートに行って、教師の家に移りたい旨を説明すると、ルームシェアがうまくいかなかったことを詫びられ、「そのほうが暮らしやすいなら」と快諾してくれた。荷物を段ボールに詰めて運び出した後、まだ日が高いので、教師と近くのLietzenseeという湖を散歩した。昼の光が嘘のように眩しい。つい教師に「これからよろしくお願いします。第一印象で、あなたのことは面白そうな人だと思っていた」と言ってしまったのだが、言った後に妙な沈黙があったので、不要な美辞麗句を言い過ぎたか、と風景とは裏腹の苦い気持ちになった。まるで愛の告白みたいじゃないか。でも、彼が語学学校に臨時講師として来ていたとき、その授業が楽しくて、彼に好意を持っていたのは本当なのだ。

 

誕生日はテスト

9/10(月)
前中は語学学校に行く。放課後は近くのカフェに行って仕事をした。

せっかく引っ越したが、貸してもらっている居室は、建物の一階で通りに面しているため、窓が全面ポスターなどで覆われていて、昼も暗い。部屋の電気をつけて荷物を整理していたら、教師に「なぜ昼間から電気をつけるのか」と訊かれた。「日本でどうかは知らないが、ドイツの人々は電気を大事にする。エコロジーだ、昼間は消すように」。理屈は分かるが、真っ暗で、しかも古い思い出の品やらが雑然と置かれた部屋なので仕事に向いているとは言えなかった。

夜、スーパーで材料を買って、ハンバーグを二人分作ったら、教師は大変喜んだ。「家賃は幾ら払えば良いか」と尋ねると、「必要ない」と言う。「私はこのカンパニーを気に入っている。きみはこうして時々料理を作ってくれれば良い。金は問題ではない」。無料だと困る、と言ったが譲らない。

そのうち、彼が「昨日友達に『うちにゲイシャが来た』と自慢した」といかにも面白そうに言うので、驚いた。「友達はどんな反応をしたのか?」「『彼女はお前に何をしてくれるんだ?』と聞かれた」。
彼がどういう意味で芸者と言ったのか、単に私が日本人の女だからか、それとも料理を作ったりしたからか、どこまで冗談なのか。彼が「芸者というのは何をする職業か」と聞くので、「客を接待するのが主な仕事で、歌や踊りを披露もするが、芸者によって仕事内容はおそらく違うし、地域や時代によっても違っただろう」と答えたら、腑に落ちない顔をしていた。

9/11(火)
学学校に行く。テストまで後2日となったので、帰ってからも勉強をした。外に出たくなって、Lietzenseeまで一人で行く。

湖のほとりの芝生にタオルを敷き、寝転がって「mir, dir, ihm, ihr, ihm….」と代名詞を覚えた。歩き出すとまだ少し目眩がする。夜は茄子と挽肉のグラタンを作った。

9/12(水)
学学校は13日に筆記テスト、14日にスピーキングテストがあって、その総合点で「A1」クラスから次の「A2」クラスに上がれるか否か決まる。私はすぐにA2クラスに進まずに、10月末まで休憩期間を置くことにしていた。17日から4泊5日で、ギリシャのアテネ旅行に行く予定があった。日本から、漫画家の河井克夫さんら十名近くのグループが、ギリシャ・トルコ旅行をするので、アテネで待ち合わせて、半分だけ参加することが決まっていた。また、17日の午前中には、外国人局でのビザの申し込み予約を取っていた。

さらに9月13日は私の誕生日だった。新しく引っ越した家に、友人が5、6人来て、誕生日パーティーの計画を立てていた。テストも旅行もビザもパーティーも、文字に起こしてみると遊びみたいな楽しげな予定ばかりだが、環境が変わったばかりで体調も万全ではないのに、ちゃんとこなせるか不安だ。

誕生日会にはちらし寿司を作ろうと思っていた。近所のアジアマーケットで高価な海苔や酢やみりんなどの買物をし、居間でテストのための勉強をしていたら、すぐに夜になってしまった。

9/13(木)
記テストを受けた。それほど難しい問題は出なかったと思うけれど、ろくに答えられなかった。

帰り道にサーモンや肉を購入し、それから夕方まで誕生日パーティーの料理の用意をした。途中でマヤとクリストフがやって来て、手伝ってくれた。彼らはスロヴェニアに旅行に行ったそうで、お土産にトートバッグをくれた。

6時頃には人が揃い、食事が始まった。ドイツ語で、誕生日の歌を歌われたり、マヤの作ってきたチーズケーキを皆で食べたりした。

9/14(金)
校でスピーキングテスト。担任に「どこ出身か?」とか、「ベルリンで何をするのか?」等聞かれて、訥々と答える。筆記との総合点だが、私は7段階ぐらいレベルがあるうちの「2」だったらしい。良いのか悪いのかよく分からないが、次の「A2」コースには進めるらしい。

夕方、友人のアーティスト長倉友紀子さんの展示を見に、Pankowのスタジオに行った。彼女の出た芸術大学関係の友人たちと共同で借りているスタジオだそうで、友紀子さんはその一室で、インスタレーションを行っていた。愛や憎しみ、暴力といったトピックをYesNo形式の問いに起こした「質問票」を来訪客に渡して答えてもらい、そこから得られたデータを幾何学的かつ、匿名的なドローイングに起こして、会場の壁に展示していく、という内容だ。

またこの日は、以前から友紀子さん愛助さんに「紹介したい」と言われていた、ベルリン在住のパフォーマンスアーティスト、田中奈緒子さんに初めて会うことができた。彼女はこの少し前にドイツの別の地方に出張しており、「難民など、アート教育を受けていない人々にアートを作ってもらう」という地方自治体主導のプロジェクトに携わっていたそうで、その話が大変興味深かった。10月には京都エクスペリメンタル・フェスティバルに出演し、二条城の中で作品を発表するという。

集まった人々とミッテ地区の中華料理屋に移動して餃子を食べた。友紀子さんと愛助さんの夫婦は、10月にサンフランシスコに移ってしまうのだが、「その前に奈緒子さんのことも紹介できて良かった。困ったことがあったら何でもメールして。遠隔で助ける」と言う。長い海外生活の苦労あっての言葉だと思うと、いたく胸に響いた。

9/15(土)
胱炎になったかもしれなくて、痛みはないが、頻繁にトイレに行きたくなる。薬局で相談したら25ユーロもする高い薬を購入するか、ハーブティーを飲めと言われた。ドイツの人が病気を何でもハーブティーで治そうとする、というのは、噂には聞いてたが真実なのだった。結局、どっちも買った。

昼寝をしたり、ビザの提出書類を作ったりする。

夜、体調が悪いと同居の教師に言うと、彼はバスマティライスを炊いて夕食を作ってくれた。食後に、「大島渚監督の映画『愛のコリーダ』を良かったら一緒に見ないか」と教師に誘われた。彼の一番好きな日本映画だ、と数日前に聞いてはいた。「見たことがない」と私が言ったので、わざわざダウンロードしてくれたらしい。ハードコアな性描写のある作品だと知ってはいたが、大島渚の他の映画は好きだったし、ベルリンに来て以来じっくり映画を観る機会なんてなかったから「見たい」と思った。面白いには違いなかった。

居間のソファに並んで、小さなパソコンのディスプレイで『愛のコリーダ』を観た。予想していなかったのは、こちらの映画は完全無修正でモザイクなし、ということだった。映画は本当に面白かった。教師は上映の間「彼らが居るのは旅館か?レストランか?」と日本の風習に関する質問をしてくるぐらいで、それ以上のことはなかったが、なぜ彼と並んでこの激しい恋愛映画を見ているのかと、何度も頭の中で自問した。

映画が終わった後、「サダ、今夜はいつでも私の部屋に来て良いぞ」と冗談めかして言われたので、「切り取られたいのですか?」と答えたが、そのやり取りも不本意だった。うまくやり過ごしたつもりで自分の部屋に戻って寝たが、家賃も払っていないわけだし、このまま何事もなく住み続けるわけにはいかないのだろうと暗澹とした気分になった。

 

<編集Tの気になる狩場>

【映画】
*特集上映
第31回東京国際映画祭
2018年10月25日(木)〜11月3日(土・祝)
https://2018.tiff-jp.net/ja/
会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか

フレデリック・ワイズマンの足跡 Part.1 1967年-1985年
会期:第3期1977年―1985年:2018年11月6日(火)〜11月10日(土)(5日間)
http://www.athenee.net/culturalcenter/program/wi/wiseman_part1_2018.html
会場:アテネ・フランセ文化センター

NFAJ所蔵 現代アメリカ映画選集
会期:2018年10月25日(木)〜11月4日(日)
http://www.nfaj.go.jp/exhibition/america201810/
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(2階)

*封切作品
10/26(金)公開
『search サーチ』アニーシュ・チャガンティ監督 http://www.search-movie.jp/

10/27(土)~11/16(金)《三週間限定》
『13回の新月のある年に』&『第三世代』ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督 http://www.ivc-tokyo.co.jp/fass2018/

公開中
『2001年宇宙の旅』(IMAXシアター上映)スタンリー・キューブリック監督 https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=2390
『遊星からの物体X 〈デジタル・リマスター〉』ジョン・カーペンター監督 http://thething2018.jp/
『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』フレデリック・ワイズマン監督 http://child-film.com/jackson/
『アンダー・ザ・シルバーレイク』デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督 http://gaga.ne.jp/underthesilverlake/
『止められるか、俺たちを』白石和彌監督 http://www.tomeore.com/
『教誨師』佐向大監督 http://kyoukaishi-movie.com/

【美術等展示】
愛について アジアン・コンテンポラリー
2018年10月2日(火)~11月25日(日)
会場:東京都写真美術館 https://aboutlove.asia/

マルセル・デュシャンと日本美術
2018年10月02日~2018年12月09日
会場:東京国立博物館 http://www.duchamp2018.jp/

邱志杰(チウ・ジージエ) 書くことに生きる
2018年9月8日(土) 〜2019年3月3日(日)
会場:金沢21世紀美術館 https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1760

【書籍】
飛浩隆著『零號琴』(早川書房) http://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014022/
上妻世海著『制作へ』(オーバーキャスト/ÉKRITS) http://ekrits.jp/towardforming/
千葉雅也『意味がない無意味』(河出書房新社) http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309248929/
大庭萱朗編『殿山泰司ベスト・エッセイ』 http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480435521/